こんにちは、ペペ(@pepe2blog )です。
素敵な映画の名言・名セリフって、いつまでも心の中に残っていますよね。
この記事では、「ワンダー 君は太陽」に登場する10の名言を紹介します。
病気の治療による外見にコンプレックスを持つ少年・オギー。
周囲の目や心無い言葉に傷つくオギーですが、周囲の大人たちの素敵な言葉によって何度も救われます。
もちろん、私たちが普段の生活で使えるような素敵な言葉もたくさん。
特に、子供がいるお父さん・お母さんは、自分の子供が苦しんでいるときにかける言葉の参考になります。
もし「ワンダー 君は太陽」を観ていない方は、まずは映画をご覧くださいね!
【ワンダー 君は太陽】無料フル動画を安全な方法でみよう【知らないと損】で解説しています。
『ワンダー 君は太陽』は名言だらけの感動作
「ワンダー 君は太陽」は、認知度こそそこまで高くありませんが、観た人が口をそろえて感動した評価する名作中の名作です。
基本的な情報を紹介します。
『ワンダー 君は太陽』の基本情報
日本公開日 | 2018年6月15日 |
原題 | Wonder |
上映時間 | 113分 |
日本配給 | キノフィルムズ |
原作 | “Wonder” R.J.パラシオ |
評価 | Rotten Tomatoes Tomatometer: 85% Audience Score: 88% Filmarks Score:☆4.3 |
アメリカの映画評価サイトRotten Tomatoesでは高評価。
日本の映画評価アプリFilmarksでは驚きの4.3という超高評価をたたき出してます。4.3っていったら「LEON」や「ショーシャンクの空に」と同じスコアです。
公開当初の予想の3倍の興行収入をたたき出したというのもうなずけますね。
原作である「ワンダー」は、世界中で1,500万部売れている大ベストセラーです。
僕は映画を観た後に原作を読みましたが、映画では語りつくされなかった、ヴィアやジャックウィルの気持ちが書かれています。
原作を読むと、何倍もワンダーを好きになるので、ぜひ読んでみてください。
関連記事 【ワンダー 君は太陽】原作本を読むべき3つの理由【1500万部売れてる】
『ワンダー 君は太陽』のあらすじ
引用)You Tube 「キノフィルムズ」 より
オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。
外見によって傷つき、悩みを抱えるオギー。
自分の悩みはあるけれど、オギーに遠慮して我慢し続ける姉のヴィア。
オギーと仲良くしたいけど、うまくいかないジャック・ウィル。
家庭や友人により自分がどうしたらいい変わらなくなり悩むミランダ。
そんな子供たちを導く大人たちの数々の名言で溢れています。
「ワンダー 君は太陽」は実話をきっかけに作られた作品なので、より重い言葉が多いんですよね。
その中でも厳選の10の名言を紹介します。
関連記事 【ワンダー 君は太陽】どこまで実話なの?オギーの病気は実在する?【徹底解説】
『ワンダー 君は太陽』名言10選
「ワンダー 君は太陽」に登場する名言を紹介していきます。
学校や家が舞台となる本作は、ホームルームや先生、両親の言葉はどれも名言ばかり。
人にやさしくなれる言葉ばかりなので、今日からのあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。
名言①「正しいこと、親切なこと。選ぶなら親切なことを」
- 発言者:ブラウン先生
- 場面:最初のホームルーム
オギーが初めて学校に行った日のホームルームで紹介した「格言」です。
この映画の軸にもなる、とても大事な言葉ですね。
子供も大人も、正しさだけに囚われると人を傷つけてしまうことがあります。
悲しいことに、大人でも「自分は正しい」からと言って、心無い言葉を投げつける人は少なくありません。
正しさだけではなく、親切であることを心がけると人生がもっと豊かになるかもしれませんね。
名言②「パパは特別さ。ほとんどのパパはダサい」
- 発言者:父ネート
- 場面:初登校の朝の校門
オギーが初登校で不安を抱える場面。
「父親と一緒に登校するのはダサいだろ?」とネートに問われて、「パパはダサくない」よとオギーが答えた際に、ネートが言ったセリフです。
ネートは、不安を抱えるオギーをユーモアで笑顔にさせる名言が多いんです。
男性は父親としてこんなセリフが言えたらいいですよね。
名言③「孤立しても、お前は一人じゃない」
- 発言者:父ネート
- 場面:初登校の朝の校門
こちらも初登校の時のネートの名言。
1人で学校に行く不安を見かねたネートが、オギーに伝えました。
どんなことがあっても、自分や家族はオギーの味方だという気持ちが伝わる非常にいい言葉ですね。
全国のお父さんは、子供の初登校の日にはぜひこの言葉をかけてあげてください。
名言④「人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの」
- 発言者:母イザベル
- 場面:学校初日の夜
初めて学校に行き、好機の目にさらされて傷ついて帰宅した時、母のイザベルがかけた言葉です。
「なんで僕は醜いの?」
泣きながら問いかけるオギーに、優しく答えます。
オギーの顔の傷は、過去にオギーが頑張って病気に打ち勝った証であり、心がきれいでまっすぐなオギーにはこれから素敵な未来が待っている。
自分の顔のしわも過去を示す地図だと締めてオギーを笑顔にさせたシーンは、母の強さを感じさせる名シーンでした。
名言⑤「行いはあなたの記念碑だ」
- 発言者:ブラウン先生
- 場面:最初のホームルーム
またまた登場のブラウン先生の格言。
「あなたがどんな行いをするのか、それがあなたを形成する」という意味で、古代エジプトの墓に記してあった言葉です。
オギーが自分を避けている理由がわからずに悩むジャック。
そんな彼に、仲直りのために理由を聞くことを決意させた重要な名言です。
名言⑥「どんな話にも2面性がある」
- 発言者:トゥシュマン校長
- 場面:ケンカしたジャックへの手紙
嫌みなクラスメートのジュリアンが、オギーの悪口を言ったことに切れたジャック・ウィルは、ジュリアンに殴りかかり、停学処分を受けます。
その時ジャック・ウィルが提出した反省文への、トゥシュマン校長からの返事に記された一言です。
「どんな話にも2面性がある。ケンカのきっかけは察しが付く。人を殴るのは良くないが、親友は守るべきものだ」
決してケンカの理由を言わなかったジャック・ウィルですが、トゥシュマン校長にはお見通し。それを踏まえて、「正しくはないが、親切であった」ジャック・ウィルの行動を肯定したんです。
この「2面性」というのは非常に大きなキーワードになっているので、【ワンダー 君は太陽】ネタバレ感想!校長の名言が超重要だったで考察しています。
名言⑦「オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなくては」
- 発言者:トゥシュマン校長
- 場面:ケンカしたジュリアンと両親に向けて
オギーへのいじめをしていたジュリアンと、その両親への言葉。
悪いのはジュリアンではなく、周囲と異なる外見を持ったオギーだという(毒親丸出しの)主張をする両親に対して、トゥシュマン校長が言い放ちます。
「オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなくては」
変えられないことを批判するのではなく、自分たちが変わるべきだという名言です。
残念ながら、この言葉はジュリアンの両親の心には届きませんでしたが、ジュリアンには十分に伝わったようでした。
名言⑧「人をいたわれ。みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること」
- 発言者:オギー、ブラウン先生
- 場面:修了式のスピーチ
修了式でブラウン先生の最後の格言として、オギーが発表した言葉です。
外見で判断するな、相手を知るためには内面を観よう。
という意味で、オギーと周囲の関係を表しています。
わかっていてもどうしても外見で判断してしまうこともあると思います。
そんなときはこの言葉を思い出して「よく見ること」を意識してみましょう。
相手の素敵なところが見えてくるかもしれません。
名言⑨「心の中がのぞけたら、みんなも普通じゃないと思う」
- 発言者:オギー
- 場面:ラストシーンの心の中
修了式で、模範生に送られるヘンリー・ビーチャー賞を受賞したオギーが、ラストのナレーションとして言った言葉。
みんな「も」普通じゃないっていうのがポイントですよね。
この映画では、オギー以外にも、ジャック・ウィル、ヴィア、ミランダ、そして両親など、様々な人の心の中や悩み葛藤が描かれていました。
自分の外見は確かに普通じゃない。けれど、心の中は一人一人違っていて、みんな「も」普通じゃない。
自分が普通じゃないことを、個性として前向きに捉えられるようになったことがはっきりとわかる名シーンです。
名言⑩「世界中のだれもが、一生に一度はスタンディング・オベーションを受けるべきだ」
- 発言者:オギー
- 場面:ラストシーンの心の中
自分の外見も、みんなの心の中も普通じゃないけど素敵な個性だと気づいたオギーが、ヘンリー・ビーチャー賞を受賞してスタンディングオベーションを受けながら感じた言葉です。
この映画に登場したすべての人物に、悩みがあり、普通じゃないところがあり、素敵なところがある。
その誰もがスタンディングオベーションを受け、認められるべきだという、オギーにしか言えない名言だと思います。
自分は何も取り柄が無い、自分なんかが、と感じてしまったときは、この言葉を思い出しましょう。元気が湧いてきますよ。
まとめ:『ワンダー 君は太陽』の名言は人生を変える
「ワンダー 君は太陽」の10の名言を紹介してきました。
- 「正しいこと、親切なこと。選ぶなら親切なことを」
- 「パパは特別さ。ほとんどのパパはダサい」
- 「孤立しても、お前は一人じゃない」
- 「人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの」
- 「行いはあなたの記念碑だ」
- 「どんな話にも2面性がある」
- 「オギーは見た目を変えられません。我々の見る目を変えなくては」
- 「人をいたわれ。みんなも闘ってる。相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること」
- 「心の中がのぞけたら、みんなも普通じゃないと思う
- 「世界中のだれもが、一生に一度はスタンディング・オベーションを受けるべきだ」
自分の子供に伝えるべき言葉や、落ち込んだ時に思い出すべき言葉。
どれもあなたの人生を素敵にする名言ばかりです。
辛い時や困ったときには、この言葉を思い出して元気になりましょう。
もっと「ワンダー 君は太陽」の名言を知りたい方は、『365日のWonder ブラウン先生の格言ノート』を読んでみてください。
この記事で紹介した10の格言以外にも、なんと365個の格言が紹介されています。
ワンダーの後日談も読めるので、ワンダーファンは必読ですね。
今回は以上です。
関連記事 【ワンダー 君は太陽】どこまで実話なの?オギーの病気は実在する?【徹底解説】