「死霊館」シリーズは、オープニングで「Based On The True Story(実話に基づいた物語)」という文章が表示されます。
どこまでが実話なの?
ホラー大好きの筆者が、「死霊館/アナベル」シリーズのどこが実話なのかを徹底解説します。
本記事で紹介するは、公開順に紹介しています。
ネタバレを含むので、まだ観たいない方は注意してください!
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アナベル 死霊館の人形 | 見放題 |
死霊館 エンフィールド事件 | 見放題 |
アナベル 死霊人形の誕生 | 見放題 |
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ラ・ヨローナ~泣く女~ | 見放題 |
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「アナベル/死霊館」シリーズを見る順番!公開順と時系列どっちがいいの?
衝撃!「死霊館/アナベル」シリーズに共通する実話や元ネタ
『死霊館』シリーズには、共通して登場する実在のキャラクターがいます。
- ウォーレン夫妻
- アナベル人形
このシリーズのキーパーソンである2人と1体について、紹介していきましょう。
【死霊館/アナベルの実話①】 エド&ロレイン・ウォーレン夫妻は実在する超常研究家
ウォーレン夫妻は、1960年代から数多くの怪奇現象を解決してきた実在する夫婦です。
映画でも言っていましたが、超常研究家・オカルト夫婦・ペテン師など様々な呼ばれ方をされつつも、実際に霊を祓ったり、超常現象について講演を行ってきました。
夫のエドは、カトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家です。
妻のロレインは、透視や霊能力を持っていました。
アメリカを中心にイギリスなど世界中で怪奇現象の解決に貢献してきた夫婦で、日本に来たことがあるようです。
残念ながら、エドは2006年、ロレインは2019年に亡くなっています。
しかし、2人が世界中から集めた心霊現象を引き起こす品物を保管したウォーレン・オカルト博物館がアメリカのコネチカット州にあります。
【死霊館/アナベルの実話②】呪いのアナベル人形は実在する!
アナベル人形は実在します。
そもそもこの人形は、1915年に発売された「ラガディ・アン」という人形です。映画のアナベル人形よりもかわいらしいですよね。
現在はアメリカのコネチカット州にあるウォーレン・オカルト博物館に保管されています。
「アナベル 死霊博物館」の舞台になった場所ですね。
ウォーレン夫妻が所有する中でも、アナベル人形を最も恐れていました。
保管されている今でも厳重な管理のもと、様々な注意がされています。
- ガラスケースを絶対に触ってはいけない
- 人形の目を見てはいけない
- 月に2回、神父によって清められている
アナベル人形に関する呪い・怪奇現象は数多く報告されています。
- ガラスケースを叩いた男性が、帰りに交通事故にあって亡くなった
- 悪魔よりも神の方が偉大だと言い、アナベル人形を放り投げた神父が、帰り道にトラック事故にあった
アナベル人形が起こした怪事件については、この後の『アナベル 死霊館の人形』実話との比較にて詳しく紹介しています。
「死霊館/アナベル」シリーズ①:『死霊館』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- 異臭やポルターガイストがあった
- ウォーレン夫妻がペロン一家を訪れた
- 悪霊バスシーバが原因だとされた
実話じゃない
- 映画のような悪魔祓いを行わなかった
- 実際は1971~1980年の9年間住んでいた
「死霊館」で描かれたのは、1971年に起こったウォーレン夫妻が「もっとも邪悪で恐ろしかった」と語ったペロン一家の事件です。
ペロン家の長女アンドレア・ペロンは、映画「死霊館」の公開後に「真実とフィクションが混ざっている」と語ったそう。
「死霊館」実話と同じところ
まず、映画のような怪奇現象は実際に起こっていました。
腐った肉の臭いがし、毎朝5時15分にベッドが持ちあがり、地下室には冷気と異臭が立ち込めたため、家族が地下室に近づくことは禁じられていました。
そしてアンドレアは、母キャロラインが悪霊に憑依され、聞いたことがない言語で話はじめ、椅子が空中に浮かんだと語っています。
この事件を受けて、1974年にウォーレン夫妻がペロン一家の家を頻繁に尋ね、その原因は悪霊バスシーバであるとされました。
「死霊館」実話と異なるところや嘘
ただ、実際には映画のようなウォーレン夫妻による悪魔祓いは行われなかったようです。
実際には映画のような直接的被害がなかったため、そのまま住み続けたみたいですね。
僕ならそんな家、怖くてすぐ引っ越したいですが…。
毎朝5時15分に起こされるのも目覚ましにしては早すぎますしね笑
「死霊館/アナベル」シリーズ②:『アナベル 死霊館の人形』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- 呪いのアナベル人形は実在する
- 実際に多くの人が呪いの被害にあっている
- 映画冒頭に出てきた看護師の女性がアナベル人形の被害にあった
実話じゃない
- ミアが体験したアナベル人形による怪奇現象は確認されていない
結論から言うと、「アナベル」シリーズ3作については実話の部分が少ないです。
アナベルに関して事実であるのは、「死霊館」や「アナベル 死霊館の人形」の冒頭でウォーレン夫妻に相談に来ていた女性2人と男性1人を覚えていますか?
彼らが体験したアナベルの怪奇現象が、実際に起こった事件なのですが、映画ではサラッとしか触れられていませんでした。
実話の部分を解説していきますね。
「アナベル 死霊館の人形」実話と同じところ
1970年、看護学校の生徒であるドナが、母親からラガディ・アン人形をもらいます。このシーンは「アナベル 死霊館の人形」のラストシーンで描かれていました。
人形をもらったドナは、ルームメイトのアンジー、友人の男友達ルーの3人で仲が良かったんです。
ある日、家を留守にしている間に人形の位置が変わっていることに気づきます。
ルーは、気味が悪いので人形を燃やすことを提案しますが、ドナとアンジーはそれでも人形を持ち続けました。
すると、部屋のあちこちに「ルーを助けて」と書かれた見慣れぬ羊皮紙が見つかるようになります。
さすがに不安に思った彼らは霊媒師に相談すると、この人形には7歳で亡くなったアナベル・ヒギンズという少女の霊が憑りついているというのです。
少女の霊をかわいそうに思ったドナは、人形をそのまま持ち続けることにします。
映画で言っていたように、「少女の霊に、人形に憑りつくことを許可した」のかは不明です。
しかしそのころからルーは、毎晩のようにアナベル人形に首を絞められる夢を見るようになります。
また、あるはずのないところにおいてあるアナベル人形が置いてあり、それに近づいたルーは胸に強い痛みを感じて、その胸には獣の爪痕のような傷から出血までしていました。
さすがにヤバい!となった彼らは、映画の冒頭にあったように、ウォーレン夫妻のもとに相談に行きます。
すると、憑りついているのはアナベル・ヒギンズという少女ではなく、悪魔であることが分かったんです。
神父によって悪魔祓いをしたアナベル人形は、映画に出てきたようにウォーレン夫妻の家に引き取られましたが、その後も家の中を動き回ったとのこと。
「アナベル 死霊館の人形」実話と異なるところや嘘
しかし、この事件が起こった後は実際はウォーレン夫妻のウォーレン・オカルト博物館に保管されているため「アナベル 死霊館の人形」で描かれている事件は起こっていません。
ですが、アナベル人形が勝手に移動したり、関わった人が事故にあったりしたことは事実なので、そうした事件をモチーフにこの映画は製作されています。
「死霊館/アナベル」シリーズ③:『死霊館 エンフィールド事件』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
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実話
- 映画で描かれたほとんどの怪奇現象が実話
- モリス・グロスや警察官2人組も実在する
実話じゃない
- ヴァラクやへそ曲がり男は登場しない
- ウォーレン夫妻の調査は1日程度
- 事件は自然消滅した
「死霊館 エンフィールド事件」が、『死霊館』シリーズの中で最も実話に基づいている映画です。
この映画でタイトルにもなっている「エンフィールド事件」は、1977年8月~1979年9月の2年以上にわたって観察された、世界最長のポルターガイストとして有名な事件です。
この事件がきっかけで、世界中にポルターガイストという現象が知られたとも言われています。
1万件以上の心霊現象を観てきたウォーレン夫妻が、後に1番恐ろしかったと語っている事件でもあります。
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「死霊館 エンフィールド事件」実話と同じところ
実際に起きた怪奇現象を紹介します。
- 家具や積み木、ビー玉が動いた
- 壁や床を叩く音がした
- 椅子などのものが動いた
- 家の中で自然に火がついた
- 壁に文字が浮かび上がった
- 謎の声がした
- 白髪の老女の霊が現れた
- 幼い子供の霊が現れた
映画にあったように、警察官が調べに来た際、台所に向かって椅子が動くのが目撃されています。
映画であったように、水を口に含んでいるのに声を発したという音声も残っている(音声だけなので証拠にはならないが)
心霊現象はかなり深刻で、映画でも登場した英国心霊教会(SPR)のモリス・グロスやガイ・ライアン・プレイフェアによる調査が行われました。
モリスたちの数か月の調査で1,500以上の心霊現象が確認され、家族だけでなく、調査員・報道関係者が観測されたことから、最も信ぴょう性の高い心霊事件といわれています。
「死霊館 エンフィールド事件」実話と異なるところ
ただ、実際ウォーレン夫妻が調査した期間は1日程度だったようです。そもそもイギリスの事件なので、基本的にはモリス・グロスたちが調査していたんですね。
また、映画のような悪魔ヴァラクや、へそ曲がり男が出現したという情報もありません。さすがにあれが出てきたら嘘くさいですしね笑
「死霊館 エンフィールド事件」では、ラストシーンでロレインが悪魔の名前を「ヴァラク」と叫んで退治しますが、実際は急に怪奇現象がストップしました。
映画で、結局理由はわからずに自然消滅しましただと拍子抜けなので、必要な脚色かなと思います。
「死霊館 エンフィールド事件」本当に心霊現象だったのか?
2年以上続き、世界中が注目した事件なので、当然「注目されたいだけの嘘だろ」という人も出てきますよね。
僕は99%の心霊現象はでっち上げだがと思っていますが、心霊現象はあると思っています。(理系脳なので、それも科学的理由があるとは思っていますが。)
実際、一部の心霊現象については、作為的ないたずらであることが証明されています。
映画でジャネットのやらせ疑惑(実際は悪魔の命令でしたが)が浮上したのも、こうした疑いが実際にあったことからです。
とはいえ映画でも、この写真は浮いているのではなくジャンプしているだけだと言われたりと、かなり疑われていましたね。
ですが、実際に理屈では証明できないことも多くあります。
例えば、口に水を含んだ11歳の少女ジャネットが、野太い男の声を出すことは可能なのか?
仮声帯という、特殊な発声をすれば可能であることはわかっていますが、長時間にわたって会話をすることは難しいとのこと。
実際当時も「最高3時間の会話を同様の声で持続できる11歳の少女」を礼金付きで募集したものの、そんな芸当ができる少女は1人もいなかったといいます。
しかも、ジャネットが話した内容は、彼女が知っているはずのないことだったことからも、本当に取りつかれていた可能性が高いと思われます。
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「死霊館/アナベル」シリーズ④:『アナベル 死霊人形の誕生』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- 人形に宿っているのがアナベルのふりをした悪魔である
実話じゃない
- 孤児院の子供たちが巻き込まれたマリンズ家の事件は存在しない
「アナベル 死霊館の人形」でも解説しましたが、「アナベル」シリーズに関しては、アナベル人形についての怪奇現象は事実ですが、映画になっているような事件は起こっていません。
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「アナベル 死霊人形の誕生」実話と同じところ
アナベルという少女の霊が宿った人形による怪奇現象が起こったのは事実です。
「アナベル 死霊人形の誕生」実話と異なるところや嘘
基本的にはすべてフィクションだと考えてOKです。
アナベルは、人形職人が作り上げた人形でなく「ラガディ・アン」という市販の人形ですし、マリンズ一家の話も確認されていません。
「アナベル 死霊人形の誕生」ややこしすぎるアナベル・ビー・ヒギンズの謎を解説
あまりにも事実の部分が少ないので、映画のラストで一気に明かされた「アナベル 死霊人形の誕生」~「アナベル 死霊館の人形」についてサクッと解説しますね。
まず、字幕や吹替だとちょっとわかりづらいんですが、最初に事故で亡くなったビーの本名が、アナベル・マリンズです。ビーは愛称ですね。
死んでしまったアナベル(ビー)を呼び戻そうとして召喚された悪魔が、ジャニスに乗り移りました。
事件のあと、ジャニスに乗り移った悪魔は、孤児院で自分の名前をアナベルと名乗り、ヒギンズ夫妻に引き取られます。
12年後、悪魔が乗り移ったアナベル・ヒギンズ(ジャニス)は、カルト集団で出会った男性とともに、悪魔を召喚するためにヒギンズ夫妻を殺害します。
その後自殺を図り、その血が人形にしみ込んだことで悪魔の人形になったのです。
とはいえ、「アナベル 死霊館の人形」の時はヒギンズ夫妻を殺害したことで召喚された悪魔が乗り移ったように描かれていましたが、「アナベル 死霊人形の誕生」ではジャニスにを操っていた悪魔が乗り移ったように見えます。
正直、ここの詳細は不明ですが、いずれにせよ、こうした経緯で恐怖のアナベル人形が誕生したんですね。
実話では、人形に乗り移ったと思われていたアナベル・ヒギンズは7歳の少女なので、映画のほうがかなり複雑な設定になっています。
ちなみに、「アナベル 死霊人形の誕生」の冒頭で、人形に「1/100」と刻印しており、その後人形は作っていないことから「アナベル人形は100体生産するはずだったが結局1体しか作られなかった」ことがわかります。
つまり、「アナベル 死霊館の人形」でミアが持っていた人形は、「アナベル 死霊人形の誕生」で一度悪魔祓いされた人形と同じものです。
せっかく悪魔が抜けたのに、また憑りついちゃったんですね。
「死霊館/アナベル」シリーズ⑤:『死霊館のシスタ』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- ヴァラクという悪魔
実話じゃない
- 基本的にはフィクション
実話が元になっている作品が多い『死霊館』シリーズですが、「死霊館のシスター」は基本的にすべてフィクションです。
登場する悪魔ヴァラクや、撮影時に起こった怪奇現象を解説します。
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「死霊館のシスター」実話と同じところ
「死霊館のシスター」は、「死霊館 エンフィールド事件」に登場するヴァラクのスピンオフ作品ですので、実話ではありません。
ですが、悪魔ヴァラクというのはオリジナルではなく、実在(?)する悪魔です。
悪魔ヴァラクは、悪魔学における悪魔の一人で、天使の翼を持ち、頭を二つ持ったドラゴンに乗って現れると言われています。
「死霊館のシスター」実話と異なるところや嘘
基本的にはフィクションです。
ヴァラクの姿も天使のような翼ではなく、修道女のような格好ですね。
「死霊館のシスター」撮影中に起きた怪奇現象
「死霊館のシスター」では、撮影中に怪奇現象が起こっています。
コリン・ハーディ監督が撮影中に地下室にいたときのこと。
スタッフに呼ばれた気がして振り返ると、そこには2人の男性が。
その後、モニターチェックをしてその2人に話しかけると・・・
誰もいませんでした。
まあ、どう考えても監督の気のせいな気がしますが、インタビューでハーディ監督がジョーク交じりにこのエピソードを話しています。
「死霊館/アナベル」シリーズ⑥:『ラ・ヨローナ~泣く女~』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- メキシコに伝わる「ラ・ヨローナ伝説」を基にしている
実話じゃない
- 実際にこうした事件があったわけではない
1973年のロサンゼルスが舞台の本作ですが、登場する「ラ・ヨローナ」は1673年のメキシコで起こった事件を基にした怪談です。
「ラ・ヨローナ~泣く女~」実話と同じところ
映画に出てくる「ラ・ヨローナ」は、中南米に実在する有名な怪談話です。
子供のころに親から聞かされ、「悪い子だとラ・ヨローナが来るよ」と脅し文句のように使われています。
ちなみにラ・ヨローナとは「泣く女」という意味。邦題そのままですね。
映画でも語られていますが、ラ・ヨローナの怪談話の内容をまとめるとこんな感じです。
1673年、メキシコのある村。身分の高いスペイン人の男性と、現地の女性が恋に落ち、周囲の反対を押し切り子供を授かります。
身分の違いから結婚は出来ないものの、かわいい子供も生まれて幸せの絶頂であった矢先、スペイン人のトト子は妻を捨てて別の女性と結婚してしまいます。
怒り、妬み、我を失った女は、自分を裏切った男がこの世で最も愛した「自分たちの子供」を川で溺死させました。
女は我に返ると、自らの手で愛するわが子を殺してしまったことを悔やみ、自殺をします。
その女の怨念が亡霊ラ・ヨローナとなり、子供を探して彷徨っている。
というお話です。子供の時に親から聞くには怖すぎる気もしますね・・笑
「ラ・ヨローナ~泣く女~」実話と異なるところや嘘
映画に出てきた事件は、実際の事件ではありません。
メキシコで溺死事件が起こると、「ラ・ヨローナの仕業だ」といったりするみたいですが、日本でいう「河童が出た」みたいなものですね。
「死霊館/アナベル」シリーズ⑦:『アナベル 死霊博物館』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
実話
- 死霊博物館は実在する
- アナベルが怪奇現象を引き起こした
- 墓地の幽霊は実話
実話じゃない
- 娘たちが襲われたわけではない
「アナベル 死霊博物館」の舞台となるのは、ウォーレン夫妻の自宅のコレクションルーム。
娘のジュディを含む少女3人が、アナベル人形の怪現象に襲われます。
【最新版】『アナベル 死霊博物館』無料動画を観るたった1つの方法
「アナベル 死霊博物館」実話と同じところ
この映画ではウォーレン夫妻の自宅にアナベル人形が保存されていますが、実際に保管されているのはアメリカのコネチカット州にある「ウォーレンオカルト博物館」です。
アナベル以外にも、ウォーレン夫妻が関わった多くの心霊アイテムが保管されています。
ウォーレン夫妻が博物館に持ち帰った後も、アナベル人形が消えて、別の場所で見つかったりしたようです。
また、映画の序盤で車が故障したウォーレン夫妻が停車し、幽霊が現れた墓地は実在します。
エド・ウォーレンの著書の中で、墓地に出現する「ホワイトレディ」という幽霊について記載されています。
「アナベル 死霊博物館」実話と異なるところと嘘
アナベルが博物館で怪奇現象を引き起こしたのは事実ですが、映画のように3人の少女がアナベル人形に襲われるような事件は起こっていません。
「アナベル 死霊博物館」撮影中に起きた怪奇現象
映画での事件は実話ではありませんが「アナベル 死霊博物館」でも、撮影中にも多くの怪奇現象が起こりました。
- 主演のマッケナ・グレイスが撮影中に鼻血
- シャンデリアが落下
- 出演俳優の自宅で薬棚が落下
- セットのライトが勝手に点灯
- アナベル人形の場所が勝手に変わる
偶然といってしまえばその程度ですが、「もしかして呪いでは?」と疑いたくなるような事件が起こっていたんですね。
「死霊館/アナベル」シリーズ⑧:『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』実話との比較!元ネタや嘘を紹介
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実話
- アルネ・シャイアン・ジョンソン裁判は実在した
実話じゃない
- 映画のような怪現象は発生していない
最新作の「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」も実話にもとづいた作品です。
1981年に起こった「アルネ・シャイアン・ジョンソン裁判」に関する映画で、実際にあった裁判の内容についても詳細に再現されていました。
ただ終盤はかなりファンタジーチックなので、実話とは異なる点も多いです。
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まとめ:「死霊館/アナベル」シリーズは実話に基づいて製作されている!
『死霊館』シリーズの元ネタになった実話について紹介してきました。
「死霊館」「死霊館 エンフィールド事件」はかなり実話に忠実に作られていますが、「アナベル」シリーズは実在するアナベル人形が心霊現象引き起こすホラー映画って感じですね。
この記事の内容をまとめるとこんな感じです。
- ウォーレン夫妻は実在する超常研究家だった
- 呪いのアナベル人形は存在する
- 現在はウォーレン・オカルト博物館に保管されている
- 映画は「死霊館」「死霊館 エンフィールド事件」が最も実話に近い
映画に出てくるような悪魔が実際には確認されてはいないものの、「死霊館」「死霊館 エンフィールド事件」に関してはかなりしっかりと再現されてたんですね。
まだ観ていなかった作品があった方は、無料で観ることができる方法を紹介しているので、この機会にチェックしてみてください!