『バットマンvsスーパーマン』はつまらない?理由や評判を解説します

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こんにちは、ペペ(@pepe2blog )です。

この記事を読んでいるということは「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観て

読者さん
ん・・?なんかあんまり面白くなかったぞ?

と思ったんじゃないでしょうか。

実際この映画はアメリカでは酷評され、お世辞にも大成功した映画とは言えません。

しかし、DCコミックをユニバース化したDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)は、この後も「スーサイド・スクワッド」「ジャスティス・リーグ」など続編は公開され、最近では「アクアマン」「シャザム!」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」は大成功を収めています。

 

では、何がそんなにつまらなかったのか?

この記事ではその理由と考察について書いていきます。

ちなみに僕は原作コミックをほぼ知らないので、あくまで映画作品としての評価です。

 

まだ「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観ていない人は、AmazonプライムビデオU-NEXTなら観られます。

関連記事 「バットマンvsスーパーマン」を無料フル視聴|たった1つの方法を解説

 

「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」は、DCEUの2作目なので初見の方は1作目の「マン・オブ・スティール」から観ないとわけわかんなくなるのでチェックしましょう。

関連記事 『マン・オブ・スティール』無料フル動画をみる方法【知らないと損】

 

タップできる目次

『バットマンvsスーパーマン』のあらすじ

日本公開日 2016年3月25日
原題 Batman v Superman: Dawn of Justice
上映時間 152分
評価 Rotten Tomatoes
Tomatometer: 28%
Audience Score: 62%
Filmarks
Score:☆3.3

アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家から散々な評価を受けている反面、観客からの評価はまあまあといったとこでしょうか。

あらすじ

惑星クリプトンを復興するために地球を侵略してきたゾッド将軍から地球を救ったスーパーマンことクラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)ですが、戦闘による甚大な被害によって、スーパーマンを危険視する声も上がり始めます。

一方、バットマンことブルース・ウェイン(ベン・アフレック)は、ロシアの武器商人がレックス・コープの社長レックス・ルーサーJr.と繋がっていることを知り、調査を始めます。

そして、ルーサーはインド洋から引き揚げられたクリプトナイトがスーパーマンの抑止力となることに気づきます。

スーパーマンは人類の敵となるのか?バットマンとスーパーマンの勝負の行方は?そしてルーサーの狙いは・・?

 

『バットマンvsスーパーマン』がつまらない理由

映画.com

バットマンvsスーパーマン」をつまらないと感じる理由を考えてみましょう。

色々ツッコミどころはある映画でしたが、以下の5つのポイントが大きいんじゃないでしょうか。

つまらないポイント

  1. 前作を観ていない
  2. 戦っている理由がよくわからない
  3. 敵に魅力が無い
  4. 以前のシリーズに思い入れが強い
  5. 無駄に長い

 

前作を観ていない

おそらく結構いるであろうこの理由。

前作「マン・オブ・スティール」を観ていない。

レビューサイトやSNSには


なんてレビューがかなり多いんですが、前作観てから出直してくれとしか言えませんね。

こればっかりは観てない人が悪いので、まだ観ていない人は文句を言う前にまず「マン・オブ・スティール」を観ましょう。

バットマンvsスーパーマン」に負けず劣らず長いですが、まずは観ないことには始まりません。

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戦っている理由がよくわからない

とはいえ、前作を観ている人でも正直ちょっとついていけないのがこの映画。

ペペ
何をしているのかわからんよ・・。

って時間がありました。

その理由は以下の2つ。

  • 政治的思惑が多過ぎ
  • バットマンとスーパーマン戦わせようとしすぎ

そもそも、序盤の砂漠のシーンでスーパーマンがはめられた話が分かりずらいんですよね。

結局その武器がレックス・ルーサーに繋がっていくんですけど、ぶっちゃけそこに複雑さいらないなーと思いました。

単純なヒーロー映画ではなく、人間臭さや様々な思惑を描きたいという気持ちは感じるんですが、そのせいでよくわからなくなっちゃってるんですよね。

 

そして、もう一つのストーリーをよくわからなくしている原因が、タイトルにもなっている「バットマンvsスーパーマン」の構図です。

映画.com

ゾッド将軍との闘いで世界を救い、神とあがめられつつも危険視もされている「スーパーマン」と、ゴッサムシティのヒーロー「バットマン」を戦わせるためのフリに1時間半使って、結局はすぐに和解

戦う理由がスーパーマンの母親マーサを、レックス・ルーサーに人質にとられたという理由なのはまだいいとして、解決の理由が「バットマンの母親の名前も偶然マーサだったから」っていうのは・・笑

しかも、結局協力すればマーサの居場所はわかっちゃうというのもご都合主義観を感じました。

どうせ戦わせるなら、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」みたいに互いの譲れない信念のぶつかり合いでとことこん戦せればシンプルで盛り上がると思うんですけどね。

 

敵に魅力が無い

バットマンvsスーパーマンの戦いはサクッと終わって、最終的には黒幕はレックス・ルーサーなんですが、こいつに魅力がない!

若き天才キャラなので、「ソーシャルネットワーク」でマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグを起用していますが、なんか半端な感じでした。

魅力のある悪役は、確固たる信念があるか、頭のおかしい犯罪狂のどちらかだと思うんですよ。

原作コミックでは、スーパーマンの宿敵として登場するレックス・ルーサーですが、映画ではどっちつかずな小物にしか見えませんでした。

 

若くして会社を立ち上げつつも、ラフな格好で登場したりと天才感を出してはいるものの、「なぜ」犯罪行為を行い、「なぜ」スーパーマンに敵対するのかという信念が感じられないんですよ。

 

そして、ゾッド将軍の死体に自分の血を混ぜて作り上げたドゥームズデイも正直いまいちでした。

知能が低くて見た目はCG丸出しのモンスター。原作にも登場する超パワーを持ったヴィランです。

とはいえ、明らかにラストに突然出てきたし、これまでスーパーマンやゾッド将軍のパワーを観ているのであまり強さが伝わってこないし、どうも中途半端な結果に・・。

© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

ゾッド将軍ベースの姿ならもっと見栄えがした気もするけど、ドゥームズデイには何の魅力も感じませんでした。

 

以前のシリーズに思い入れが強い

これはもう見る側の問題なんですが、スーパーマンとバットマンと言えばこれまでも映画化されてきた誰もが知る有名ヒーロー。

1970年~1980年代にスーパーマンを演じたクリストファー・リーヴや、2006年「スーパーマン リターンズ」主演のブランドン・ラウスのイメージがある人も多いのではないでしょうか。

 

そして何より、バットマンですよ。

おそらく「バットマンvsスーパーマン」を鑑賞している人の多くが、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト・トリロジー」3部作を観ているはず。

昔からバットマンを観ている人ならまだしも、バットマンと言えばあのクリスチャン・ベールのブルース・ウェインというイメージがあるので、違和感を感じる人も多いんじゃないでしょうか。

僕としては、ベン・アフレックのバットマンが、無精ひげ濃すぎて汚らしいのが気になっちゃいました。

 

無駄に長い

ここまで書いたように、違和感やつまらないと感じるポイントがあるのに、長すぎるのも問題。

正義を行うも、被害者が出てしまい世間に疎まれるスーパーマンの葛藤や、複雑に絡み合う政治的思惑など、ザック・スナイダー監督の描きたい意思は感じるんですが・・。

どれも中途半端に説明が足りず、何が起きてるかわからないし、戦闘も無いまま1時間以上だらだらと進んでいきます。

 

しかし、これを上回るバージョンがあるのをご存じでしょうか。

ただでさえ152分と長い本作に約30分の映像を追加して3時間を超える作品にした「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション」が発売されていますが、これがまさかの好評ww

  • 最初の砂漠のシーンで、ロイス・レーンは何をしていたのか?
  • ルーサーの目的は何だったのか?
  • ジャスティスリーグとのつながりは?

など疑問が解消される編集になっています。

これからまた3時間観るのはなかなか大変ですが、この映画をちゃんと理解したい人は絶対にアルティメット・エディションを観ることをおすすめします。

 

さすがにDVD買うのは・・という人は、アマプラなら観ることができます!

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『バットマンvsスーパーマン』の良いところ

映画.com

ここまでぼろくそに「バットマンvsスーパーマン」のつまらないところを書いてきましたが、もちろん良いところもあります。

良いポイント

  1. 戦闘シーンがカッコイイ
  2. ジャスティスリーグのヒーローが登場する

 

戦闘シーンがカッコいい

この映画の一番の見どころはやはり戦闘シーン。

なんだかんだ言いましたが、やはりバットマンvsスーパーマンの戦闘はワクワクしました。

普通に考えたらアリとゾウほどの差がある、バットマンとスーパーマンですが、周到な準備と霧状にしたクリプトナイトを用いてスーパーマンに挑むバットマン。

バットマンは様々な武器を仕掛けて待ち構えていました。

ペペ
バットマンが対スーパーマンのために準備した兵器を紹介するよ!

 

音声発生器

最初にスーパーマンを足止めしたのは「50万ヘルツの音声発生機」です。

人間は2万ヘルツ、こうもりでも11万ヘルツまでしか聞き取れませんが、スーパーマンには聞こえる範囲。

300デシベルの音声を食らったスーパーマンは動けなくなり、やむなく発生器を破壊していました。

ちなみに、120デシベルが落雷の音量同等なので、それよりも遥かに大きい音量です。

 

機関銃

続いて登場したのは「50口径 重機関銃」と「240機関銃

徹甲弾は厚さ6センチの鋼鉄を貫通しますが、スーパーマンはノーダメージ。

これだけの設備を用意したのに、スーパーマンには通用せず、バットマンはスーパーマンに投げ飛ばされます。

突き飛ばされるシーンは時速80km以上出ているので、200kg以上のバットマンがぶつかったコンクリが、豆腐みたいに崩れていましたね。

 

その後のドゥームズデイ戦も迫力満点でしたが、街がすべて吹き飛んでいるのでCG感強いのでやりすぎたな・・て感じでした笑

そして、無人島であるとはいえど、おそらくまた多くの死者が出たんだろうな~と。

ヒーローの戦闘による死者の問題は「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」でも問題になり、「シビルウォー」に発展していましたよね。

 

ジャスティスリーグのヒーローが登場する

この映画はDCEU(DCエックステンデッド・ユニバース)の2作目で、今後のジャスティスリーグに続いていきます。

ルーサーのリストには

  • フラッシュ
  • ワンダーウーマン
  • アクアマン
  • サイボーグ

の情報が出てきますし、ワンダーウーマンはがっつりラストの戦闘に関わってきます。

 

こちらの3作はザック・スナイダー監督作品。

  1. マン・オブ・スティール
  2. バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
  3. ジャスティスリーグ

それぞれのつながりを強く意識して作られているので、この3作は連続して観ることをおおすすめします。

ちなみに、「ジャスティスリーグ」でこけたので、それ以降は作品間のつながりは薄く個別の映画として制作されるようになってます。

 

『バットマンvsスーパーマン』がつまらない人におすすめのDC映画

© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」がつまらない人という人にも楽しめるDCEU作品を紹介していきます。

まずは公開順で最新作まで紹介していきます。

公開順DCEU作品

  1. マン・オブ・スティール
  2. バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
  3. スーサイド・スクワッド
  4. ワンダーウーマン
  5. ジャスティス・リーグ
  6. アクアマン
  7. シャザム!
  8. ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
  9. ワンダーウーマン1984

 

マン・オブ・スティール

DCEUの1作目。

もしもこれを観ていないで「バットマンvsスーパーマン」を観てしまったならちゃんと観ておきましょう。

スーパーマン誕生秘話や、超スケールの戦闘シーンが見どころです。

関連記事 『マン・オブ・スティール』無料フル動画をみる方法【知らないと損】

 

スーサイド・スクワッド

スーパーマンの死後、巨悪がはびこる世界で、DCコミックの悪党(ヴィラン)たちが結集して、立ち向かうストーリー。

ぶっちゃけ評価は良くないですが、マーゴット・ロビーのハーレイ・クイン初登場作品でもあるので、観る価値あり!

 

ワンダーウーマン

今作でも登場したワンダーウーマンの誕生秘話が描かれた作品。

演じるガル・ガドットが美しすぎます。

続編の「ワンダーウーマン1984」が2020年10月2日に公開されますので、今のうちに観ておくと続編も楽しめます。

 

シャザム!

DCEUの中でもギャグ多めの作品がシャザム!

突然超パワーを手に入れた少年が世界を救うために立ち上がります。

ジャスティスリーグ以降は、作品ごとのつながりはほとんど無いので、他の作品を観たことが無くても問題なく楽しめます。

 

『バットマンvsスーパーマン』がつまらない人におすすめの作品

映画.com

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」がつまらないと思った人でも、これを観れば楽しめるという作品を紹介します。

 

「ダークナイト・トリロジー」三部作

 クリストファー・ノーラン監督のバットマン。

人気が非常に高いシリーズで、とくに2作目の「ダークナイト」は敵役ジョーカーの怪演もあり超人気が高いです。

Amazonプライムは有料ですが、U-NEXTならすべて見放題なので、「バットマンvsスーパーマン」がはまらなかった人はこちらから無料で観られます

 

ドラマ「ザ・ボーイズ」

映画ではありませんが、スーパーヒーローが実はクズだったら・・という設定の海外ドラマもおすすめです。

ポスターのこの男・・配色といい目からビームといい完全にスーパーマンをイメージしたキャラクターです。

マン・オブ・スティールやバットマンvsスーパーマンを観て、「人死に過ぎじゃね?」って思った人は是非見てみてください。

全8話なのでサクッと観れますし、アマプラで全話見放題です。

2020年秋にはシーズン2も配信されるので、今のうちにチェック!

>アマプラで「ザ・ボーイズ」を観る

関連記事 海外ドラマ「ザ・ボーイズ / The Boys」を無料で観るたった1つの方法

 

『バットマンvsスーパーマン』がつまらない?まとめ

映画.com

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観てつまらないと感じた方は、その理由がはっきりしましたでしょうか。

戦闘シーンや、今後につながる布石など見どころも多いですし、アルティメット・エディションを観るとさらに理解は深まります。

>アマプラで「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション」をみる

 

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この記事を書いた人

7つの動画配信サービスで年間100本以上の映画を観る子持ちサラリーマン。
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