こんにちは、ペペ(@pepe2blog )です。
今回は、2020年9月4日から毎週配信している
「ザ・ボーイズ シーズン2」
第7話「発火」についてネタバレ感想を書いていきます。
「ザ・ボーイズ シーズン2」は2020年9月4日(金)に3話配信された後は、毎週1話ずつ更新しています。
長いと思っていたのに、ついに残り2話に・・。
スターライトの戦闘シーンや、公聴会でのショッキングなシーン等、最終回直前ということでみどころたっぷりでしたね。
ということで、早速ネタバレありの感想を書いていきます。
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※10月2日時点ではシーズン2の配信は7話まで。毎週金曜日に1話ずつ配信しています。
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「ザ・ボーイズ」シーズン2の概要と評価
「ザ・ボーイズ」シーズン2の概要と世間の評価について簡単に解説します。
シーズン2は全8話予定されており、今回が第7話です。
概要
より激しく血みどろな展開の「ザ・ボーイズ」シーズン2。ブッチャー、ヒューイほかチームの面々はシーズン1で失ったものに動揺している。法の手から逃れるために彼らはスーパーヒーローたちに反撃する。ヒーローを抱えるヴォート社はスーパーヴィランの脅威にパニックになる。また、新たなヒーロー、ストームフロントは会社に揺さぶりをかけ、不安定なホームランダーを挑発する。
Amazonプライムビデオ公式「ザ・ボーイズ」シーズン2より
「ザ・ボーイズ」は、スーパーヒーローをテーマにしたブラックコメディ。
なにがブラックかというと、スーパーヒーローたちが実は殺人・薬物・不正なんでもありのクソ野郎集団だってこと。
主人公はそんなヒーローに愛するものを奪われたアンチ・ヒーローの「ザ・ボーイズ」。
彼らが、超パワーを持ったヒーローに立ち向かうお話です。
シーズン2では、新登場のストームフロントと絶対的ヒーローホームランダーが手を組み、何やら不穏な気配が巻き起こっています。
評価
Rotten Tomatoes
TOMATOMETER:91%
AUDIENCE SCORE:85%
海外の超有名批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家・一般層共に超高評価。
SNSでも配信当日から感想で溢れていますが、非常に評価が高いです。
ザ・ボーイズ シーズン2 エピソード7 発火 今回も最高だ!18歳以上でアマプラ見れるなら見ないと損する!! 注意 グロい描写多数あり。
— ちょびすた (@starkids52) October 2, 2020
ザ・ボーイズ7話、改めてこの作品のテーマが「家族」だなと思わせられる。子と親の確執、愛憎、様々な感情がごった煮になって最後は...頭がバァーン!!っていやいやいやどんな締め方じゃい!w 最高かよもう。あとナッツアレルギーなブラックノワールくんなんかカワイイ。
— mα-hαno (@m_h_no) October 2, 2020
ヒーローなのに正義の心を持っていない「セブン」は、最近のヒーロー映画・ドラマの飽和を感じてる人には新鮮なんですよね!
また、最近ではSNSや評価サイトでは、ストームフロントの正体についてが話題の中心ですね。
ストームフロントの正体や、演じるアヤ・キャッシュについてはこちらを読んでください。
さてさて前置きはこんなもんにして、ネタバレ感想していきますね!
「ザ・ボーイズ」シーズン2第7話のネタバレ感想
「ザ・ボーイズ」シーズン2第7話「発火」を鑑賞したネタバレ感想を書いていきます。
正義マンを痛烈批判!
太った男性の起床から始まる第7話。
彼の部屋にはヒーローグッズが並びます。
毎朝7時30分に起床し、母親に挨拶をして、コンビニへ向かい1ドル45セント払う、何処にでもいる普通の男性。
そして、家でもコンビニでも、テレビに映し出されるのは、不法入国するスーパーヴィランを批判するストームフロント。
ある日、コンビニ店員の目が光ったのを見た男性は、店員をスーパーヴィランだと疑い射殺します…。
・
・
いやいや、今回も風刺がすごい!笑
この太った男性は、テレビやインターネットに影響されて正義を振りかざす大衆の危険性を表しています。
男性は、メディアの情報や、インターネット上の偏った批判を毎日見ることで、次第に自分の中に「スーパーヴィランは殺すべき」対象であると認識するようになっていきました。
しかも、ストームフロントが「あなたが頼り」「今こそ行動を」と毎日あおり続けることで「自分がやらなければ」と考えるようになります。
そしてついに店員を射殺。
もちろん店員はスーパーヴィランでなければ、能力者ですらありません。
目が光ったように見えたのは、外を通った車のライトが目に反射しただけでした。
このシーンは現実世界において、移民など自分たちと異なる種を恐れ、敵意を向ける人々や、それを扇動するメディアに警告しているんでしょう。
正しいことをしている自分こそが正義であり、自分が悪を正すべきと信じる人たちの衝突は世界でも大きな問題になっています。
日本だと、歩きスマホしている人への暴力や、最近だとコロナ感染者への糾弾でしょうか。
なんとも後味の悪いオープニングでしたね。
第7話の中心は「公聴会」
第7話の主軸は、ラストシーンで開かれる「ヴォートへの公聴会」でした。
この公聴会がちょっとわかりづらいんですが簡単に言うと
ニューマン議員 vs ヴォート社のバトル。
コンパウンドVで能力者を量産していたことが発覚したヴォート社を、ニューマン議員が問い詰めようと開催したのが、今回の公聴会です。
ヴィクトリア・ニューマン上院議員
ヴィクトリア・ニューマン議員は、ヴォーㇳ社やホームランダーに対して批判的な上院議員で、これまでも何度か登場しています。
彼女は、コンパウンドVを用いて能力者を作り上げていたヴォート社を痛烈に批判してきました。
そして、今回の公聴会にてヴォート社を徹底的に追い詰めるために、ランプライターから話を聞いて情報を集めているんです。
さらに強力な情報提供者として、ヴォート社の元・科学部門責任者であり、ホームランダーの育てのジョナ・フォーゲルバウムの協力を得ました。
まあ実際は、ブッチャーがフォーゲルバウムの家族を人質に脅したんですが笑
そしてラストシーン。
ついに公聴会が始まります。
頭爆発は怖すぎ
ヴィクトリア・ニューマンの入念な準備も、決定的な証拠も、文字通り「吹き飛びました」
第7話の山場となる公聴会。
どんな激論が交わされるのかと期待していましたが、まさかの頭爆発とは、さすが「ザ・ボーイズ」ですね笑
この公聴会での被害者は
- 進行していた黒人男性
- ジョナ・フォーゲルバウム
- ショックウェーブ
- その他大勢
ヴォート社に不利な発言を使用としていたフォーゲルバウムが殺されるのは仕方ないにせよ、巻き込まれたショックウェーブが可哀そうすぎますね。
※ショックウェーブは高速移動できる能力者ですが、シーズン1でコンパウンドVでドーピングしたAトレインに敗北しています。シーズン2ではAトレインの代わりにセブン入りも期待されていました。
何とかニューマン議員は難を逃れましたが、公聴会は終了。
あまりにも気になるところで終了し、続きは最終回へ持ち越しです。
ちなみに今回の頭爆発シーンは、映画「スキャナーズ(1982)」のオマージュかと思われます。
古い映画ですが、能力者が登場し、頭が吹き飛ぶシーンはかなり有名です(グロ注意)
他にも頭爆発と言えば「キングスマン(2015)」も有名ですね。
こちらはグロと言うよりもはや笑えてきますが。
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誰が何の目的で爆破した?
現状、公聴会での頭爆発事件の犯人はわかっていません。
現場にいたホームランダーとストームフロントは、知らなかった様子だったので、別の能力者の攻撃だと思われます。
すでに登場している能力者だと、セージ・グローブ・センターから脱走したシンディのテレキネシスが怪しいですが、動機が無いですよね。
頭爆発と言えば、シーズン2第1話のスーザン・レイナーも被害者ですが、レイナーを殺害した犯人もわかっていないんですよね。
この時は、ヴォート内部のクーデターに関する情報を「ザ・ボーイズ」のメンバーに話そうとした瞬間に爆発しました。(詳しくは第1話ネタバレ感想にて)
どちらの爆発も、ヴォートにとって不都合をもみ消すことが目的だったので、ヴォート社にこのような能力を持った人物がいるんでしょう。
それが今まで登場している人物の隠れた能力なのか、はたまた全く新しい人物の能力なのかは不明です。
もしかしたらストームフロントの隠された能力の1つ、という可能性もありますよね。
個人的には共同教会指導者のアダナとかも怪しいと思ってますが…。
第8話で明らかになるのか、それともシーズン3に持ち越しか、気になるところですね!
スターライトvsブラックノワール
スターライトとブラックノワールの戦闘シーンも見どころの一つでした。
ついに裏切りがバレたスターライト。
監禁されていた42Dから脱出したスターライトですが、ブラックノワールに見つかり戦闘に・・。
スターライトにも超人的なパワーがありますが、戦闘能力はブラックノワールの方が上みたいですね。
首を絞められて絶対絶命のところを、クイーンメイヴ(とアーモンド・ジョイ)に救われました。
ブラックノワールのマスクの下は、暗くてわかりづらかったですが、どうやらやけど痕のようになっているようです。
ブラックノワールを演じる俳優さんについて知りたい方は、ザ・ボーイズの登場人物徹底解説をご覧ください。
クイーンメイヴがついにヴォート社に反旗を翻した衝撃的なシーンですが、残念ながらスターライトの仲間にはなりませんでしたね。
ライアンって敵になりそうじゃない?
ホームランダーとベッカ(ブッチャーの妻)の息子であるライアン君。
これまでは、母親をいじめたり、能力の開放を強要するホームランダーのことを嫌っていました。
しかし、ストームフロント得意の話術でライアンをなつかせ、さらにライアンの住んでいる環境は、ヴォート社による軟禁状態であるという事実を告げます。
これまでのベッカの説明が嘘であったことを知ったライアン君は、ホームランダー・ストームフロントとともに去ってしまいました。
ちなみに、この時ライアン君は赤と青のトレーナーを着ています。気持ちがホームランダーに移っていることを表しているんでしょうか。
怪しいですよね…。
そもそも彼は、自然に生まれた最初のヒーローであり、ホームランダーの血と能力を受け継いでいる超エリート能力者。
ホームランダー&ストームフロント&ライアンが敵になったら、もはや勝ち目なくないか・・?笑
シーズン2最終話でその辺の方向性が見えてくることを期待しています!
共同教会の不穏な動き
第1話から登場しており、「ディープが新興宗教にはまる」的なネタ枠かと思いきや、だんだんと存在感を増してきている共同教会。
人が増えてきたので、メンバーを整理します。
- アレステア・アダナ:指導者
- キャロル・マンハイム:広報担当者
- イーグル・ジ・アーチャー:メンバーだったが追放された
- ディープ:元セブン
- Aトレイン:元セブン
- カサンドラ:ディープの妻
カサンドラは名言されていませんが、キャロルが選んできた女性なのでおそらく共同教会のメンバーでしょう。
第7話でのアダナの誕生日会のシーンで、アダナは「スタン・エドガーに会う」と発言。
スーパーヴィランの出現や、ヒーローへの不信感で不安が募る社会において、元セブンのディープを使って知名度を上げてきた共同教会ですが、ついにヴォート社の最高経営者スタン・エドガーとのつながりがあることがわかります。
まだまだ謎に包まれていますが、アダナが何か大きな脅威になりそうですね。
VCUは意外とシリーズ多かった!
本編とはなんの関係もないんですが、VCUってご存じでしょうか?
VCUとはヴォート・シネマティック・ユニバースの略で、ヴォートに関する映画作品のこと。
まあ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のパクリですね笑
シーズン2で撮影していた「ヴォートの夜明け」だけだと思ってましたが、今回前作のタイトルが明らかに。
個人的にテンションが上がったシーンでしたw
- ホームランダーの起源
- ヒーローの誕生
- 最悪の日
- 光さす夜
「光さす夜」のホームランダーがカッコイイらしいです。気になる・・。
少なくとも4作品が映画化されているみたいですね。
おそらく他のヒーローの単独映画もあると思われるので、MCUくらい(約30作品)公開されているのかもしれません。
おまけ:第7話配信停止騒動
2020年10月2日(金)午前9時ころに配信された第7話。
しかし、翌日10月3日(土)に配信が突如停止されました。
※10月5日(月)に配信は復活しています。
原因は、ランプライターが観ていたセブンのパロディーAV。
ホームランダーやクイーンメイヴのコスプレした状態で行為をしているシーンがかなりがっつり映し出されていました。
映ってはいけないものまで映っており、これが原因で配信ストップした可能性が高そうです。
再配信された際には、モザイク処理がしっかりされていました。
土日に観ることができずにソワソワしていたファンも多かったので、配信する側にも気を付けて欲しいですね。
「ザ・ボーイズ」シーズン2第7話まとめ
「ザ・ボーイズ」シーズン2第7話「発火」のネタバレ感想を書いてきました。
ヴォートを糾弾できるチャンスであった公聴会で謎の頭爆発!
しかもスターライトの裏切りも完全にバレて、今後どうなるのか・・。
僕としては、キミコとフレンチーのほのぼの手話トーク講座がお気に入りでした笑
この2人には幸せになってほしい。
次回10月9日(金)配信の最終話も楽しみですね!
ていうか・・本当にあと1話で話まとまるのか?
またかなりの謎を残してシーズン3に持ち越しそうですね。
ちなみに、午前9時ころに配信されているので、要チェックです。
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シーズン2第7話のネタバレ感想はこちらです(配信日までお待ちください)
関連記事 「ザ・ボーイズ」シーズン2最終話「What I Know」ネタバレ感想
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